2022年11月27日(日)
「第17回 医療の質・安全学会」で集中治療部 中平部長が「ハイリスク薬剤希釈法の院内標準化の取り組み」について発表し、ベストプラクティス賞 最優秀賞を受賞しました。
本取り組みは、希釈を要する多くの注射薬剤の希釈・投与法の「院内標準化」と、電子カルテの「指示と処方のセット入力」のシステム構築です。
診療部・薬剤部・看護部・事務部・臨床工学部などの病院多部署のチームでの取り組みです。
審査で評価いただいた点は、
①注射薬剤の希釈・投与法の院内標準化という難題を成し遂げたこと
②1枚の表にまとめるだけでなくポケットシート配布により短期間で効率的な周知・徹底を成し遂げたこと
③電子カルテのセット入力と巧妙に連動させ、業務効率・利便性を向上させ平時にも広く利用されていること
④電子カルテの文字検索機能で調査できるシステムを当初から取り入れ、使用件数を把握できていること
学会参加者からいただいた言葉
「やりたくてもできなかった」
「素晴らしい」
「学会に参加した1番の収穫だ」
「すぐに導入したい」
などのお声を頂きました。
当院では引き続き患者安全を高める医療安全活動を進めてまいります。
左:上田裕一 理事長 中央:中平敦士 部長 右:松山武 院長