DPC特定病院群に指定されました(2020年度診療報酬改定)
奈良県総合医療センターは、2020年度診療報酬改定において厚生労働省より、「DPC特定病院群(大学病院に準ずる機能を有する病院)」の指定を受けました。
大学病院本院に準ずる医療レベルとは、難しい手術、重篤な内科疾患の件数、重症患者に対する診療の実施などの医療実績が大学病院と同じであるということです。
今後もDPC特定病院群の病院として、地域の医療機関との連携を図り、より多くの方に高度な医療を行うことのできる体制・環境整備を進め、質の高い医療をお届けすることで地域に貢献していきます。
【病院群による分類】
DPC対象病院は診療実績に応じて厚生労働省により、下記の3つ病院群に分類されております。
・大学病院本院群(旧Ⅰ群)
包括範囲の1日当たりの出来高点数(診療密度)が他施設と比較し明らかに他施設と異なっており、役割や機能が明らかに他施設と異なる病院
・特定病院群(旧Ⅱ群)
大学病院本院群以外の施設で、下記の4つの観点より診療実績は評価され、大学病院本院に準じた診療密度と一定の機能を有すると考えられる医療機関(全国で156病院のみ認定)
「診療密度」
「医師研修の実施」
「高度な医療技術の実施」
「重症患者に対する診療の実施」
・標準病院群(旧Ⅲ群)
大学病院本院群、特定病院群以外の病院
※医療機関群の名称は、Ⅰ~Ⅲ群という表記は群ごとの序列を想起させることから、2018年4月から上記名称にそれぞれ変更になりました。