日 時:2023年11月12日(日)9:00~12:30
場 所:奈良県総合医療センター
参加人数:250名
参 加 者:消防署、医師会、看護学生、地域薬局、自治体、近隣施設など含む250名が参加
【訓練内容】
① 日曜日午前9時30分、紀伊水道においてM3の地震が発生。奈良県でも震度5強の揺れを観測。
暫定対策本部を立ち上げ、負傷者の受け入れ対応を実施。
② 午前10時30分本震、南海・東南海地震が発生、和歌山県・三重県に甚大な被害が発生。
県内も震度6弱により家屋の一部倒壊、負傷者が押し寄せる。
③ 山間では土砂崩れが発生し負傷者の搬送受入の依頼あり。
④ 当センターのライフラインに問題はない。
⑤ 病棟の給茶機より火災発生。消火活動と消防への通報。病棟患者と職員による避難活動。
⑥ 4階休憩エリアのコンセントより出火。消防はしご車による救出訓練。
⑦ 棚が倒れ、挟まれた職員を発見。レスキュー隊を要請し、救出訓練開始。
⑧ 栄養管理部による炊き出しの実施。
⑨ 防災ヘリにからの傷病者の受入。(当日は雨のため中止)
本日の災害対応訓練を通じて、当センターは災害拠点病院としての重要な役割を再確認しました。地震や火災といった緊急事態に迅速かつ効果的に対応するため、地域・医療機関との連携、感染症対策、そして緊急時の体制整備において、日頃の訓練が重要であることを実感しました。今後もこの経験を生かし、災害時の地域医療を守るために最善を尽くしてまいります。