奈良看護 -光明の こころ受け継ぐ 奈良看護-
豊かな知識、確かな技術と
奈良に受け継がれる優しい心の融合
奈良ならではの最高の看護を提供するため、わたしたちの想いを「奈良看護」に込めました。
奈良看護の由来
わたしたちは、日本看護の原点は奈良にあると考えています。
奈良時代、この奈良の地で、光明皇后は医療施設である「施薬院」や貧窮者救済のための「悲田院」をつくり、人々を救おうとしました。
その慈悲深さの象徴となるのが光明皇后の施浴伝説です。
皇后は自ら千人の垢を洗い流すことを決めました。
その最後の一人は肉がただれ、膿が出ている患者でした。皇后がその背を流し、全身の膿を吸い取ったところ、その病人は阿閦如来だったという伝説です。
誰にでも平等に触れ合った光明皇后のあたたかい心を受け継ぎ、わたしたちも優しく包み込むような地域に根ざした看護師でありたいという思いから、奈良看護をつくりました。
奈良看護とは
奈良看護は、豊かな知識、確かな技術と、奈良という地域に古来より受け継がれる優しい心を融合した新しい価値の創造です。
わたしたちが大切にするのは、患者や家族が「この病院にきてよかった」と喜んでくれること、患者や家族が求めていることを汲み取り、「合わせ鏡」のように分かり合える看護です。
そして、わたしたちが、看護の力を実感できること、仲間同士で支え合いながら、専門職として誇りと情熱を持っていきいきと働ける、心地よい言葉が飛び交う笑顔あふれる職場です。光明皇后が1人で千人の人を救おうとしたのなら、私たちは135万人の県民を愛し、健康を守っていきます。
これらの想いに基づいて、わたしたちは考え行動していきます。