小児外科
こどもはおとなのミニチュアではありません
小児の病気には大人がかかる病気とは異なる特殊性があり、小児の体や臓器にも大人とは違った特徴(すべての臓器が発育の途中であり働きが未熟であることなど)があります。
小児科と一般内科に違いがあるように、小児外科と一般外科にも違いがあります。小児の手術治療では小さく脆弱な体や大切な臓器を直接扱うだけでなく、手術治療を支える薬物・点滴治療や検査においても小児の特徴を考慮して行うことが必要です。さらに先天性の非常に特殊な病気や将来の発達までも考慮しなければならない病気が多いため、小児を専門とする外科、すなわち小児外科が必要となります。
当センター小児外科の特徴
心臓血管外科・脳神経外科・整形外科の病気をのぞいた手術を要する小児の病気(消化器・呼吸器・泌尿器疾患、鼠径ヘルニア・臍ヘルニアなど)の治療を行っています。そして病気やお子さんの状況に応じて、その後の成長や長期的なQOL(生活の質;クオリティーオブライフ)を考慮した診療を目指しています。
また重症心身障害児(者)に対してもQOLの向上を目指した外科治療を行なっているほか、慢性便秘症や夜尿症など手術を必要としない病気の治療、さらには胎児診断も行うなど、幅広くお子さんの病気に対応しています。
日本小児外科学会の認定施設であり、奈良県の小児疾患の救命救急診療も行っています。
外来担当表
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | |
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1診 | 担当医(午前) | 山内 (午後:米倉) |
古形 | 木村(米倉) | 担当医 |
2診 | 佐々木(午前) | 米倉/担当医(午前) | 佐々木(午前) |