心臓血管センター
循環器内科医と心臓血管外科医がハートチームとして今まで以上に連携し、質の高い医療を提供するために、新センターへの移転を機に、2018年に心臓血管センターが設立されました。この4年で様々な高度先進医療実施のための施設基準をクリアーし、先進的な循環器医療を推進してまいりました。奈良県民のニーズに答えて、第一線の循環器診療に取り組みます。
センター長あいさつ
心臓血管センター設立の理念
当センターのホームページを一読いただきありがとうございます。当院の心臓血管センターは2018年に前センター長の山中一朗先生のもとに開設され、循環器内科と心臓血管外科が連携しながら、循環器医療を提供しています。充実した設備と専門医・スタッフの熱意・チームワークで、高度な循環器医療と最善の治療を提供します。 当院では、急性心不全・急性心筋梗塞・急性大動脈疾患・致死性不整脈や心肺停止症例など急性期医療を要する疾患を24時間体制で受け入れています。 重症心不全に対しては、経皮的左室補助装置(Impella)や経皮的人工心肺補助装置が装着可能であり、心臓再同期療法(CRT)も可能です。高齢化がすすむにつれて増加傾向である大動脈弁狭窄症に対しては、外科的手術以外にも経皮的大動脈弁留置術(TAVI)が可能であり、最適な治療法を提供しています。その他の、構造的心疾患に対するカテーテル治療も今後導入予定です。末梢血管疾患に関しても外科的治療と内科的カテーテル治療が可能であり、状況に応じてハイブリッド治療も行っています。不整脈診療においては、徐脈には経静脈的ペースメーカ留置術、リードレスペースメーカ留置術を症例に応じて行っています。頻脈に対しては、アブレーション治療が基本となりますが、致死性不整脈に対する埋込式除細動器留置術も行っています。 個々の症例で病態は異なっており、必ずしも画一的な治療が最善とは限りません。そのため循環器内科と心臓血管外科が協力して、チーム一丸となって診療に取り組んでいきます。
心臓血管センター長 添田 恒有
紹介していただく先生へ
外来診療につきましては、循環器内科、心臓血管外科共に診療予定表を参照ください。毎日対応しております。
平日昼間は☎0742-46-6001(代表)にて医師をお呼び出しいただければ直接相談できます。
心臓血管センター長 添田恒有
副院長(内科部門責任者)川田啓之
循環器内科部長 添田恒有
心臓血管外科部長 中塚大介
なお、時間外の緊急時は救命救急センターがまず対応します。
診療体制について
予約診療のみならず、救急疾患にも24時間対応しています。循環器疾患は病気の中でも、診断、治療を最も急ぐ診療科です。特に
急性冠疾患症候群、急性大動脈症候群など、
胸痛を要する疾患に対しては、いつでもご連絡ください。
TEL:0742-46-6001(病院代表)
24時間繋がります。