災害対応訓練の様子がNHKニュースで取り上げられました↓
NHKニュース(大地震に備えて災害拠点病院で訓練 奈良県総合医療センター)
日 時:2024年11月16日(土)13:00~16:30
場 所:奈良県総合医療センター
参加人数:250名
参 加 者:消防署、医師会、看護学生、地域薬局、自治体、近隣施設など含む250名が参加
【訓練内容】
- 土曜日 13 時 30 分、紀伊水道においてM3 の地震が発生。奈良県でも震度5強の揺れを観測。暫定対策本部を立ち上げ、負傷者の受け入れ対応を実施
- 14 時 30 分本震、南海・東南海地震が発生し、和歌山県・三重県に甚大な被害が発生、県内も震度6弱により家屋の一部倒壊、負傷者が押し寄せる。山間では土砂崩れが発生し負傷者の搬送受入の依頼あり。当センターのライフラインに問題はない
- 病棟でのシステム障害発生、CSIRTの発動訓練
- 病棟の給茶機より火災発生。消火活動と消防への通報。病棟患者と職員による避難活動
- 4階休憩エリアのコンセントより出火。消防はしご車による救出訓練
- 棚が倒れ、挟まれた職員を発見。レスキュー隊を要請し、救出訓練開始
- 西和医療センターからドクターヘリで救助者の受入訓練(当日は雨天のため、中止)
11/16(土)13:00より南海トラフ地震や火災を想定した災害対応訓練を実施しました。訓練では、負傷者受け入れや消火活動に加え、病棟でのシステム障害発生によるCSIRT発動訓練も行いました。これにより、各部門で迅速な対応力を確認するとともに、課題が明確化されました。今後はこれらの課題を解決し、地域医療機関との連携をさらに強化して、万全の医療提供体制を整えてまいります。当センターは災害拠点病院として、県民の命と健康を守る責務を果たしてまいります。
この度の災害対応訓練にご協力くださいました地域の皆様、ありがとうございました。