2024年2月15日
奈良県総合医療センターでは、皆様のあたたかいご支援により、購入した新しい救急車「あをによし号」の納車式を無事に執り行うことができました。
この場を借りて心から感謝申し上げます。
この新しい救急車は、クラウドファンディングによる皆様からのご寄付で購入したものです。
「あをによし号」救急車の特徴
- 電動ストレッチャー(アメリカ FERNO社)
階段やどんな道でもスムーズに搬送できる高機能電動ストレッチャー。保育器をセットできる電動ストレッチャーとしては日本初採用で、ボタン一つで滑らかな昇降が可能です。体格差のある患者さんでも柔軟に対応できる仕様で、乗り降りの負担が軽減されます。
- パトリンク対応点滅灯
ルーフ部分にあるサイドのランプが、作業時以外に、走行中のカーブ時にもウィンカーとして点滅します。消防車と同じ仕様で、日産車両ベースの救急車としては日本初の装備です。
- 運転席独立仕様
感染対策時には、運転席と患者室との間を仕切りで遮断できます。
- 陰圧シールド
感染対策として、患者さんを陰圧シールドで囲い、外気と遮断します。
医療者がシールドの穴から手を入れて処置をしても、陰圧のため
外側には空気が漏れ出ません。
※写真はデモ車両
- 電子シェード
患者室の窓ガラスをボタン操作で、スモークとクリアの切り替えが可能。消防車と同じ仕様で、日産車両ベースの救急車としては日本初の装備です。
医療機器
奈良県総合医療センターは今後も「断らない医療」を提供し、地域の皆様に最適な医療をお届けできるよう、職員一同全力で取り組んでまいります。
今回のプロジェクトに賛同し、ご支援をいただいた皆様に改めて深く感謝申し上げます。皆様の温かい支援が、私たちの医療サービス向上の大きな力となります。
今後とも奈良県総合医療センターをどうぞよろしくお願い申し上げます。
奈良県総合医療センター
クラウドファンディングプロジェクト事務局